2026年6月22日月曜日

ゼノギアスの四柱神のデザインについて考えてみる。

 大好きなゲームに「ゼノギアス」がある。今でも様々な配信者がプレイしている名作ゲームだ。

当時小学生だった頃に友人から借りてプレイしていたらハマってしまい、そのまま購入に至った。その際に念のためにと攻略本も買っていた。

パラパラとめくった時に丁度目に入ったのがラスボス前の「四柱神」である。

おおよそ生物然としておらず、ロボットにも見えない。概念のような形状をした敵に僕は心奪われ、なんとかこいつらと戦いたいという気持ちで進めていた。

その後はそれなりにやり込んだりして楽に倒せるようになり、資料集を買って深く内容を知っていくうちに

「コイツラのデザイン源は何なんだ」という疑問にぶち当たったままである。

資料集にも設定画が1枚ずつ載っているのみで、しかも一部は再現されていない。開発後半だったのだろうか、設定の変更がなされている。でもデザインは踏襲されているところを見るに、何か明確なデザインの参照元があったのだろうと考えている。

とはいえ宗教についても神についても詳しくないのでwikipediaとかそのへんの情報を活用しながら、自分の想像とかをいれながら書いていく。


そもそもそれぞれが運用システムの概念を具現化した存在であり、意思はデウスの支配下にあるらしい。


・メタトロン

一番強い。(ワイルドスマイルをぶち当てると途端に弱くなるが、そもそも反則技ですし・・・)

ユダヤ教神話においての最高位で、神の側近と言われるほどの位置にいるらしい。だから形状がデウスに似て有機的かつメカっぽい雰囲気なんだろうか。最も神に近い=デウスに近い。

また、名前は”玉座に侍る者”という語源からきているようで、そう言われてみれば中央付近は椅子に座るようなモチーフになっている気がする。

また、36対の翼と無数の目を持つという特徴があるようだが、いちおう球体が3つプカプカ浮いているからこれが目という認識?あと本体の外側の形状も複翼と言えば複翼に見えるかな・・・。

固有技の「地よりわきたつもの」はフィールドの足元から兵法三十六計の文字が湧き出てくるというビジュアル。

それぞれ「釜底抽薪:煮え立つ鍋の底から薪(まき)を抜き取って、根本から沸騰を鎮める」

「借屍還魂:亡国の復興などすでに「死んでいるもの」を持ち出して大義名分にする」

調虎離山: 虎をおびき出して、山から引き離す。」

なんでユダヤ教の神なのに中国の兵法?戦闘の判断を部分的に担当している軍師的な立ち位置のシステムだからか。

しかも炎の神として天上から炎の柱を下ろしたエピソードが残ってるのにあえての地上から沸き立たせている。わからない・・・。

とはいえデウス戦では全体火力として厄介になるので、防衛システムの攻撃的な部分を概念化したんだろうか。


・サンダルフォン

回復するだけで強くない。毎回こいつで燃料チャージして他に備えてた。

原典ではメタトロンの双子の兄弟であるらしい。天国の音楽を支配し、人々が祈りの中で音楽を用いて神とコミュニケーションを取ることを助けるとのこと。

そこからメタトロンが攻性であるならサンダルフォンは守性のボスになったのか。

どうもサンダルフォンが車輪を持つ天使(生まれが人間で、馬車でもって天に登ったところから)らしいので、デザインソースは車輪転じてギア?

固有技「ヒーリング」はサンダルフォンの対であり、支援するという性質上で設定されたのかもしれない。


・ハールート

こいつが一番謎。一番生き物から離れてる概念みたいな存在。

上の方にコアっぽいトゲトゲが浮いてて、下にはグルグルと立体的なブラックホールみたいな土台に光の粒が正弦波の起動で上昇している。

原典では天使だったが地上で酒を飲んで人を殺したのでマールートと共に天に戻れなくなっちゃったらしい。

こっちもマールートとペアになっている。

ゾロアスター教では「ハルワタート」という名で「完全」を意味する善神。

人間に魔法を教えるのを助けたという事で、補助魔法的な「天からふりそそぐもの」という攻撃をしてくる。こちらはステータス異常攻撃。

規則正しい季節と水を司るということで常に全体で何かが流れるようなフォルムをしているんだろうか。


・マールート

最初はユグドラのマークかと思った。大抵かませ+チュチュにぶつけて倒す。

ハールートとペアで出てきて、同じように地上から戻れなくなったらしい。

こいつもゾロアスター教では「アムルタート」と呼ばれ、「不滅」を意味する植物の守護神らしい。

植物というところから地を這う所や、紋章のようなデザイン(アールデコみたいに植物は比較的平面デザインに採用されやすい)になったのだろうか。

植物がデザインソースであれば、固有技が「フュエルドレイン」なのも何となく分かる気がする。栄養を吸い取るみたいな。


以上。これもうわかんねぇな(絶望)

とりあえず

・メタトロン:攻撃担当 一番デウスに近い→デザインが似ている。炎の神なので火力が高い。技が兵法からの引用なので、攻撃性が高いデザイン。

・サンダルフォン:防衛担当 メタトロンの補佐として回復する。車輪デザインが伝承からの名残がある。

・ハールート:妨害担当 流れるようなデザインは水と、電子殻から電子が飛び出してる様子から?コアが上部で浮いてるのが原子核。

・マールート:吸収担当 サソリかと思ったら植物。やっかいになった「つちのこ」

こんな程度しか考えが及ばない。それぞれがデウスの攻撃、回復、撹乱、維持という役割を持っていて、それらがデウスを支えている。

生き物として考えると、メタトロンが脳(デウス)に近い神経系で、サンダルフォンが規則を象徴するようなギアのデザインにヒーリングという回復機能から体内の抗体を作る維持機構、ハールートが流れるデザイン(リンパ的な?)と技の性質(妨害)的に免疫系、マールートが栄養吸収みたいな形で人間ふくめ生物の構造を意識したのではないか。

あと、この組み合わせを見てると元々はそれぞれペアごとの戦闘だったのではとも思ってしまう。ラスボス戦前なのに妙にあっさり倒せるし、それぞれの技が噛み合っていないので。

真相やいかに。

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