2026年4月7日火曜日

ソーイングを趣味で始めた

裁縫ミシンをつい最近始めた。
以前から簡単なボタン付けとか穴塞ぎはしていたが、服の構造とかを知るためと没頭できる趣味を探していたところにミシンで服作りの動画が流れてきて、グッときてしまった。
極めつけは十分な機能のミシンが新古品として30%くらいオフで売られていて、そのまま購入して今に至る。

早速仕事用のパンツを2本丈詰めしたり、無駄にタオルを縫ったりしていたところ、
動画で「ミシンもいいけどまずは手縫いを学ぶと良いよ」的な話が出てきた。

手元にある手縫いの入門書からキャラメルボーチなるものを見つけたので早速作る。

                                        ↑本にあった完成例

確かに包まれたキャラメルみたいな面白い形。

早速、端切れ生地を買ってきて切り出す。
いきなり上下幅の長さを間違えるも、何とか素材が切り出せた。
生地を折ったり縫ったりジッパーをつけたりでなんだかんだ5~6時間かかった。
そして完成したのがこちら。





あれ、なんか痩せた?

キャラメルというか、丸鶏みたいな形状になった。
選んだ生地が薄手すぎたらしく、すごいフレキシブルに形が変わるへにゃっとした仕上がりになったようだった。
縫い目もだいぶ荒く、隠れてる部分は特に雑な仕上がり。
とはいえ、完成させたのはだいぶ達成感があり、今は裁縫小物入れとして活用している。

終わった後に服の動画やインスタを見てると、「どういう風に縫われてるんだろう」と浮かぶようになった。関連した趣味を持つと、その間の世界が広がるなぁと実感する。
次は何を縫おうか考えているけど、好きな軍モノの生地を使った小物を作ってみたい。
いずれは服が縫えるようになればより楽しさが増えそう。

2026年4月2日木曜日

ビンテージの自分の中の意義

未だにレアなビンテージだからとか珍しいからで服を買う事に抵抗がある。
着続ける前提で買うから別にリセールの事は考えたくないし、そのものが好みのど真ん中だったり、自分の生活リズムに合うかというとなかなこ微妙な事が多い。
あくまで服は着るものにしたいという考えがあるので、コレクションしたいという感覚にならない。

先日、某ショップでバブアーのレアモデルが売っていて、ものとしてはカッコいいんだけど多機能すぎて色々使わなそうなディテールもあり、迷った結果、買わずに出た。

帰りにレアでお買い得価格なものは買うべきだったかと考え込んでしまった。
バブアーの歴史を手元に置いておきたい人にとっては欲しくなるだろうし、まだの人には沼の入り口になるのかも。

毎回、レアで一応着れるサイズだと迷うから服に対する軸が出来てないんだなと反省しきり。

ファッションインフルエンサーの炎上ってつまるところ・・・

 

某有名ファッションインフルエンサーさん達が叩かれてるのと、100ワニ炎上には共通点があるんじゃないかと思う。

◆インフルエンサー:初めは初心者向けに既存の安価なファッションアイテムコーデを定義。後半で文脈を変えて自身のファッションブランド優位な理論へ変更誘導する形と捉えかねない発信となる。そこで今までの講座も何も自身のファッションブランド販売の為のツールであったと認識されて批判が増える。

◆100ワニ:コメディから始めたが徐々にヒューマン・ドラマに物語りが変わり、感動の最後と共に関連グッズ等が発表されて、これまでの作品の意味が多数の読者認識上で販促漫画に変質してしまった。






◆健康食品のCM:長年農家をやっているYさん、平凡だが奥さんと何とかやってこれた最中、突然仕事中に倒れる。病院のICUで一命を取り留めるも、健康不安は続く・・・そんな時にこの青汁!


横に寝っ転がってせんべいかじってたのに話の急展開で思わず座り直して注視した結果がこれだよ!

趣味の最終到達点ってどこ?

 趣味で何かが好きな人って、どういうメンタリティで続けてるのか気になる今日このごろ。

もちろん何となく楽しいっていうのもあるかもだけど、楽しいと言うよりは義務のようにしないと続かない場面も多いと思う。

イラスト書いてると、ラフから下書きまでは楽しいけど、ペン入れと彩色、効果を入れる段階になると

「うう・・ちゅらい・・・ちゅらい・・・」

ってなる事が多い。僕は特に。

要するにどういう所を最終到達点にしてるのかなと考えてたりしてて、どう納得するかどうかだと思う。それは利便性だったり、歴史へのリスペクトだったり・・・。

例えばどういう服を着るかって事を考えてると、自分の生活にフィットしたファッションが一つの到達点になると思ってて、その意味で休日の公園にいるパパさんが上下スウェットなのはワークファッションの到達点の一つとも言えるのではないか。

(その考えの上で、金子恵治さんが出してたフルーツオブザルームのスウェットセットアップはワンマイルウェア、休日のリラックススタイルとしての一つの完成形だ!と思って買おうとしたら速攻売り切れた。やっぱ影響力あるなぁと改めて思いつつ、レギュラーの方を買うか検討中。もう夏になるけど。)

そんなわけで、軍服も含めた作業着は特定の目的を果たすために機能性を最大限考慮して作られていると考えると、その人それぞれの生活に密着した服装が存在するなら値段とか関係なく「あがり」の服だと思う。


「あがり」にも色々な軸がありそうで、日時がわかってソーラー充電も可能な時計で十分なら実用的な面から「あがり」になるし、フィットネスをするから心拍数やVO2max、走行距離がわかるものが必要と思えばスマートウォッチが「あがり」になる。

見た目でも、カルティエのタンクみたいにブランドの歴史を感じられて、一時代を作った製品に対して深い思いがあるならそれも一つ「あがり」になりうるし、デザインが似ててクォーツの方が使いやすいならそれも「あがり」になる。「うんうん、それもまたアイカツだね!」みたいな感じだけど。

当然なことだけど、人それぞれに終止符を打てるアイテムは大きく違うと思う。それは色々見た先にようやく見えるかもしれないし、ここで終わりかと思ったら新しい道が見えたりではっきりとそのモノの「あがり」と感じられるのは相当先になるか、もしくは他の要因で情熱を向ける方向が変わった時か。


生活に寄り添う「あがり」の服に話を戻すと、有名なファッションバイヤー・デザイナーの金子恵治さんがなんかの投稿でハンティングジャケットの後ろのゲームポケットを「手ぶらで出かけた時、ふと衝動買いをした際のバッグ代わりに使える便利さ」みたいな事を言ってて、「ゲームポケットって実用的に使えるんだ・・・」というところからだった。

古着で昔は獲物を入れてたポケットを、ただの飾りじゃなく現代的な用途で使用することで服の持っている性能を発揮しているのは時代を超えたロマンがあるなぁと思う。


 最後に、結局は自分なりの『あがり』を見つけることが、辛い作業を乗り越えたり、自分なりの楽しみ方を肯定したりするコツなのかもしれない。


2026年3月31日火曜日

ゲームと「私たちはどう学んでいるのか」


最近読んだ本を踏まえてメモ。
今回は試しにスマホからポータブルキーボードで書いてみる。
これが出来るようになれば外出中にも日記が更新できるので忘れることが無くなりそうで便利。
何気にアウトプットが気軽に出来ると精神衛生上良い。



なにかを始めると最初は一気に上達する。そこから徐々に成長速度が遅くなって、ある程度まで上達すると平行線にも思えるような状態になる。
それでも続けていくとスランプを経験する。続けているのに下手になるという状況である。
それを乗り越えるとまた少し上達する。これを繰り返していくサイクルが一般的である。

この時、僕らには何が起こっているのか。

まず、何かを始める時は基本的なルールを覚える必要がある。
この時に気をつけるのは、実際に行いつつ覚えていくことである。
人の記憶は場面場面で思い出されるため、情報だけを詰め込んでもどの場面に適用するのかを判断することが難しい。

格闘ゲームに例えると、キャラの操作方法をただ説明されても視覚情報が伴わない為、この操作をするとキャラがどうなるのかという情報が結びつかず、学習効率が悪くなる。

続いて操作から応用して実用的な行動を覚えていく。行動の難易度を上げていく事で、ステップごとの情報の密度が上がっていく。
視覚触覚聴覚といった情報から場面を認識し、対応方法を結びつけていく。

そんな感じで人は上達していくが、実は直線的に成長しているわけではなく、成長が遅くなり、まだ早くなりを繰り返してうねるような線を描いている。
人は学習する中で成長を目指している時、より効率の良い方法を意識無意識問わず試行錯誤している。
新しい方法を取り入れると、一時的に慣れるまで遅くなる。そしてその手法に慣れるとまた成長が早くなる。
これを繰り返していくが、ある程度まで成長するとスランプになる。
この時に抜け出す方法は「思い込み」の前提条件を抜け出し、ズレた方法を何度も試行することである。これは「ひらめき」とも考えられる。

ひらめきは一見効率が悪いように思える方法から生まれる事が多い。
あえて負け筋に思えるような方法を取ったりすると、その中にある正解へのピースが集まってくる。人は意外と無意識にもこういった情報を集めている。

そうすることで、徐々にピースが集まってくるとその中から成長のヒントが見つかり、ポンとステップを上がるようにスランプを抜け出す。

なので、成長曲線を遠目で見ると対数曲線で見え、少し拡大するとうねる線になり、更に拡大すると階段状になっている。

ただ、注意すべきなのは「全く関係ない」ものだと応用が利かない場合が多いという点だ。
格ゲーでスランプになったので脳トレゲームをやっても応用できる情報が少なく、無意味に終わる可能性が高い。

ひらめきにおいては目的とするものと遠すぎる経験情報ではなく、その間にあるような情報を得ることが有用であるとのことだった。

そんなわけで、当たり前かもしれないけど上達に裏技は無く、実直にやっていくことが必要なんだろうなと思う。

また、本書の中で学校教育に関する事が書かれていた。
様々な試験の裏技的な方法が流行り、本来の目的である学習することがおざなりになっているという点である。
資格試験なんかでも「よく出るところはここ!この単元は捨てて良し!」みたいな事はよく出てくるが、有資格者として動けるよう総合的な知識を習得するという本質をおざなりにし、資格取得だけの為に勉強することは本末転倒になっているのではとは思う。
とはいえ、自分もそんなハックで合格してきてるのでなんとも言えないところ・・・。

2026年3月18日水曜日

キラキラした丁寧な生活からコミュニティの成立に必要なもの


ある本を読んでて、労働は人から暇を奪って社会参加や地域社会への参加の機会を逸するから無くすべきであるという主張があった。

難しいところだけど、そもそも生活できるけど仕事がない状態だと何かを学ぶ目的が無くなるからわざわざ面倒な地域社会への参加なんかしないし、選挙の事も他人事になるから学ばないし(暇つぶしになんとなく関連する動画を観るというレベルを含めて)、ある意味学業も社会から強制されているという点では労働と同一の立場だけど、やらなくていいなら勉強なんかしないと思う。

僕も仕事が関係してなければ今の資格も取ってないし、勉強もしてない。多分。

そうなると強制されて勉強や労働をする人より大抵は視野は広がりづらく、結局は何処かのタイミングで強制的に労働が必要なように人々が自らしていくと思う。

もちろんその本の著者はその問題に自覚的で、欄外にそのへんの考慮すべき箇所が補足として書かれていた。


ただし、そういった思想面の話も良いのだが、そもそも実際的なハード面の方で無理が出てくる。

現代社会の成立する条件が道路や電線、水道などのインフラが安定維持出来るという前提で成り立っている為、労働によって資材を賄うか、外貨を手に入れて輸入しなければならない。それらを産出するための労働が不可欠である。

これを趣味でやる人がやればいいというのは安定的な確保が難しい。国内の基礎を守る労働力が安定しないとなればインフラが不安定になり、国内の産業は滞り、技術しいては国力が衰えていく。

結局のところ、労働は必ず発生し、その労働力の生活を守る労働が必要となり、またその労働力の生活を守る労働が...。

そんな感じでファンベースにより国内の産業を安定的に維持することは不可能に近い為、実際のところ労働を消すことは不可能であるのが前提となるはずである。強制的な労働なしに現代的な国家は成立し得ないと思う。



それはそれとして一旦、話を思想面の方に戻す。

労働を自発性に任せるという事について考えるうち、人が暇から逃れる術として作られた労働が、労働外の生活自体にも溶け込んでいるのではないかと感じる。

丁寧な暮らしに代表されるような、生活を周りから見てキラキラしたモノに演出することは、ある意味で自分に対して労働と同様の作用をもたらす。

つまり”整った暮らし”という枠を作り、そこからはみ出さないように生活を抑制、拡張するというのは、生活にあえて制限をかけてノルマをわかりやすくし作業化する事、つまりは「労働」に変質させる行為である。このように生活を「労働」に変換することで人生の仮目的を仕立てて、暇や退屈から逃れているのだ。

まとめると、人間は自由である事に耐え難い。自由とは結果が問われず、成果を体感しがたい。結局は自由でよいはずの「生活」も「労働」化しないと退屈になり、楽しさを感じられないんじゃないかと思う。


更に、こういった強制的に労働にするという行為が共感を作り上げ、新たなコミュニティを形成するのではないかとも思う。

ゲームにおいても、課金してアバターに手間をかけて装飾したりすることを良いものとする文化がある。(人が手間暇かけた物に課金することは肯定的に捉えるべきだし、僕もアバターを買って使ったりするのですが、一旦その考えを置いておいて...)

VRchatというゲームでも、無課金で設定までツールを使わず即座に使えるアバターの集会はそう無いが、他者が作り、導入に多少の手間がかかるアバターの場合、そのアバターごとの集会というイベントが組まれるケースがある。

この「UnityやBlenderと格闘するという手間」を自ら作り出した労働と考えるならば、その労働が介在することで人々が共感し、それぞれが繋がる心境の変化を起こすのではないか。

もちろんこれ以外にも関わる要素はある。個人の嗜好性の表現による共通意識(同じ趣味を持ってる人だから話しやすそうみたいな)とか、ある程度ゲームに対して投資(時間及び金銭)をしている事で「下手なことはしないだろう」という信頼感の演出など。

その一要素として、コミュニティの成立に一見すると余分にも思える手間が必要なのかも、と思う。


そんなわけで紙の本を読み、コーヒーを啜るというキラキラ生活を無意識に目指しているのかもと思いつつ、スマホで電子漫画の「ヤニねこ」を読んでいる。こないだアニメ化発表されたけど1クール完走出来るんだろうかというド下ネタが叩きつけられる漫画で相当面白い。

2026年3月13日金曜日

インフルエンサーブランドとの線引ってなんだろうという事のメモ

 xを見てたら、某youtuberが始めたブランドについて自分のはインフルエンサーブランドではない旨の配信をした所、炎上したという話題があった。

本人としてはその認識ではなく、品質やデザインにこだわりがあるので、という旨の説明をしていて、これがより炎上してしまっているようだった。


インフルエンサーブランドというと、字面をそのまま捉えれば配信を通じて人気になった人が知名度を利用して始めたブランドを指している。ある種のファンアイテムであるという揶揄があり、マイナスなイメージがある気がする。

いわゆるファッションインフルエンサーの配信を見ていると、特定のファッションアイテム、ファッションについて評価を下す発言をし、視聴者と価値観を共有(もしくは厳選)することで知名度、登録者数を稼いでいることが結構ある。

その知名度を元にアイテムを売り込むという事になるが、これが批判の対象となっているようだ。要するに炎上しているのは「発言の意識の高さに対してアイテムのクオリティが追いついていないのでは」という事のようだった。

※今回に関しては、過去に他のインフルエンサーブランドについて「ただのファンアイテムだろう」と発言をしていたのも燃料になっているようだった。

この問題はあらゆるインフルエンサーが始めたブランドについて回る問題なんだろうなと。批判している方々の納得のいかなさというのは「服自体の良さでは無く、その人物の発言などの人気で売れてるのではないか」という疑念があり、それを認めずに服自体で勝負していて、それが評価されているという認識はどうなんだ、みたいな考えが根底にあるように思う。多分。


この辺はインフルエンサーのバックグラウンドもあるのかなとも思う。元々デザイナーをしていて、そこからYoutubeを始めた人は批判対象になっていないし、インフルエンサーブランドとも呼ばれていない。

その人のファッションに関する物語が見えないから批判されているのかとも思ったけど、ちょっと違う気がする。服の事を色々話しているうちに自分でもやりたくなった、というのはよくあるルートだし自然な感覚ではあると思うが、大抵はその流れで成立したと思われるインフルエンサーブランドも批判されている。

ファッションアイコンになった人がブランドを始めると、そこまで批判は見当たらない。日本でもファッションの有名販売員だった人が古着をサンプリングして作成したアイテムを販売するブランドがあるし、海外だと音楽アーティストがブランドとコラボしたりクリエイティブディレクターになったりする事例があるみたいだし。


多分、ファッションアイテムのこだわりとかではない部分に違いがあるように感じる。その人の発言から出来上がる理想的なファッションが高ければ高いほど、批判にさらされやすくなる。

実際、ファッションブランドをやっている人の本でその人のエピソードを見てると苦労をしてる話はかなり出てくる。それでも続けていった結果としてようやく一部の人がファッション好きに名前が知られるようになるというバックボーンがあるので、それを自分のファッションデザインやブランドの物語以外の人気でもってアイテムを売るというのが反感を買っているのかなと。


今回のケースだと、ある種のその人自身がファッションブランド運営に関して苦労してるのかとかそういう物語に対する納得性が求められている事と、それまでファンを集めてきた発言がどういった質のものなのかという事が問われている気がする。

それが視聴者から見て十分でない場合は「インフルエンサーブランド」として一括りにされてしまうのかなとも思う。

この辺はあまり詳しくないのでとりあえずメモとして。

ソーイングを趣味で始めた

裁縫ミシンをつい最近始めた。 以前から簡単なボタン付けとか穴塞ぎはしていたが、服の構造とかを知るためと没頭できる趣味を探していたところにミシンで服作りの動画が流れてきて、グッときてしまった。 極めつけは十分な機能のミシンが新古品として30%くらいオフで売られていて、そのまま購入し...