2026年3月31日火曜日

ゲームと「私たちはどう学んでいるのか」


最近読んだ本を踏まえてメモ。
今回は試しにスマホからポータブルキーボードで書いてみる。
これが出来るようになれば外出中にも日記が更新できるので忘れることが無くなりそうで便利。
何気にアウトプットが気軽に出来ると精神衛生上良い。



なにかを始めると最初は一気に上達する。そこから徐々に成長速度が遅くなって、ある程度まで上達すると平行線にも思えるような状態になる。
それでも続けていくとスランプを経験する。続けているのに下手になるという状況である。
それを乗り越えるとまた少し上達する。これを繰り返していくサイクルが一般的である。

この時、僕らには何が起こっているのか。

まず、何かを始める時は基本的なルールを覚える必要がある。
この時に気をつけるのは、実際に行いつつ覚えていくことである。
人の記憶は場面場面で思い出されるため、情報だけを詰め込んでもどの場面に適用するのかを判断することが難しい。

格闘ゲームに例えると、キャラの操作方法をただ説明されても視覚情報が伴わない為、この操作をするとキャラがどうなるのかという情報が結びつかず、学習効率が悪くなる。

続いて操作から応用して実用的な行動を覚えていく。行動の難易度を上げていく事で、ステップごとの情報の密度が上がっていく。
視覚触覚聴覚といった情報から場面を認識し、対応方法を結びつけていく。

そんな感じで人は上達していくが、実は直線的に成長しているわけではなく、成長が遅くなり、まだ早くなりを繰り返してうねるような線を描いている。
人は学習する中で成長を目指している時、より効率の良い方法を意識無意識問わず試行錯誤している。
新しい方法を取り入れると、一時的に慣れるまで遅くなる。そしてその手法に慣れるとまた成長が早くなる。
これを繰り返していくが、ある程度まで成長するとスランプになる。
この時に抜け出す方法は「思い込み」の前提条件を抜け出し、ズレた方法を何度も試行することである。これはひらめきとも考えられる。

ひらめきは一見効率が悪いように思える方法から生まれる事が多い。
あえて負け筋に思えるような方法を取ったりすると、その中にある正解へのピースが集まってくる。人は意外と無意識にこういった情報を集めている。

そうすることで、その試行の中から成長のヒントが見つかり、徐々にピースが集まってくるとステップを上がるようにスランプを抜け出す。

なので、成長曲線を遠目で見ると対数曲線で見え、少し拡大するとうねる線になり、更に拡大すると階段状になっている。

ただ、注意すべきなのは「全く関係ない」ものだと応用が利かない場合が多いという点だ。
格ゲーでスランプになったので脳トレゲームをやっても応用できる情報が少なく、無意味に終わる可能性が高い。

ひらめきにおいては目的とするものと遠すぎる経験情報ではなく、その間にあるような情報を得ることが有用であるとのことだった。

そんなわけで、当たり前かもしれないけど上達に裏技は無く、実直にやっていくことが必要なんだろうなと思う。

また、本書の中で学校教育に関する事が書かれていた。
様々な試験の裏技的な方法が流行り、本来の目的である学習することがおざなりになっているという点である。
資格試験なんかでも「よく出るところはここ!この単元は捨てて良し!」みたいな事はよく出てくるが、有資格者として動けるよう総合的な知識を習得するという本質をおざなりにし、資格取得だけの為に勉強することは本末転倒になっているのではとは思う。
とはいえ、自分もそんなハックで合格してきてるのでなんとも言えないところ・・・。

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